1.色三角
色三角は多数の色を三角に配列します。
上の図では、三角形を7分割していますので、36個の色を配置しています。
(一般にn分割の場合、(n+1)x(n+2)/2個)
全体の色数が表示を超える場合は、残りの色は頁送りして表示します。
また、三角は三成分の表示などに利用できます。(例.3染料配合による染色)
☆ 色三角いろいろ
配置する色の形は、円・四角・楕円などです。
大きさも変更できます。
番号や名前などを付加することができます。
色数が多い場合は、頁送りして全ての色を閲覧できます。
1. 三角内に四角の色で表示しました。
他にも円、楕円、長方形があり、大きさも変えられます。
2. 各々の色には、色名を表示できます。
他にも番号、配合、%値を表示できます。また「色コード」や「マンセル値」の表示もできます。
3. 3染料配合
三角は、三成分の配合比を示すのによく利用されます。
ここでは、染料を使って染めた場合の色(色予測)を表示しています。(詳しくは次の、「3染料按分比のいろいろ」参照)
TVの色はRGBで表示されていますが、このRGBを3成分としたば場合の配合比による色表示に応用できます。通信(資料配布)参照
☆ CCM(コンピュータ カラー マッチング)への応用
最初にファイルからCCM用染料基礎データを選択します。
必要なら3染料の選択を変更します。
次に目的色をファイルから選択します。
注.図はクリックすると、拡大鮮明画像を見れます。
表示画面の色三角、AB線より3段、AC線より2段目の色(ピンク)をマウス右でクリックすると、
画面右上に染料配合%と色差(dE)を表示します。
また、画面左上の右窓にその色が表示されます。
同じく左窓はCCM色で、右窓の色との色差(dE)情報もあります。
CCMへの応用は「色三角」に限りません。
基本的には、描画を除く全てのメニューで可能です。
従って、デジカメなどから表示される画像の中の部分でもCCM可能です。
また、描画した画像も、一度保存し画像として読み込んだ場合は、CCM可能となります。
☆ 3染料按分比のいろいろ
3染料を選択し最高濃度%を決めて色表示すると、染料の配合と濃度の関係がよくわかります。
染料基礎データ毎に、任意の染料濃度%と任意の染料組み合せによる染色予測を見ることができます。
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a. 11,21,41=6%,6%,6% |
b. 11,21,41=6%,6%,2% |
c. 11,21,41=6%,6%,1% |
d. 11,21,51=6%,6%,6% |
e. 11,21,51=6%,6%,1% |
注.図はクリックすると、拡大鮮明画像を見れます。
a.11 Yellow1 6%, 21 Red1 6%, 41 Blue1 6%
b.11 Yellow1 6%, 21 Red1 6%, 41 Blue1 2%
c.11 Yellow1 6%, 21 Red1 6%, 41 Blue1 1%
d.11 Yellow1 6%, 21 Red1 6%, 41 Black1 6%
e.11 Yellow1 6%, 21 Red1 6%, 41 Black1 1%
☆ 通信(資料配布)
色三角RGBの参考例 色三角、RGBの3成分による色表示への応用
丁度3成分のため、RGBを正三角形の按分比に割り当てて色表示しました。
RCL(リアルタイム・カラー・ライブラリ)での参考例 「色三角におけるCCM(コンピュータ カラー マッチング)への応用」
トップメニュー「解説」で参照できます。
実用CCMでの参考例 「色三角、CCM(コンピュータ カラー マッチング)への応用」」への応用」
CCMソフトで実行した結果です。(基礎データは同じ。違いは、RCLではC光源、CCMではD65光源)
(現在はCCMと同様に、RCLでC光源とD65光源に対応しています2015.04.17.)
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